期日:1月28日(土)
時間:午前9時〜午後2時
会場:一宮町GSSセンター

主催:千葉県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会/千葉県広域スポーツセンター
主管:NPO法人一宮町スポーツ協会
運営:総合型地域スポーツクラブ「一宮町エンジョイスポーツクラブ」
後援:一宮町/一宮町教育委員会
協力:千葉県立長生特別支援学校/千葉県立大多喜高等学校/毎日新聞上総 一宮販売所/読売センター上総 一の宮

一宮町に総合型地域スポーツクラブが誕生してから今年度で10年を迎え、千葉県下の総合型地域スポーツクラブの祭典であるスポネットちば2022を、県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会、千葉県広域スポーツセンターの主催で開催しました。競技は東京パラリンピックでも注目を集めた「ボッチャ」で、子供から老齢者までプレイヤーの年齢を問わず、また障害を持った人もそうでない人も同じ用具、同じコートでプレーできることから最近富に人気の高まりを見せているスポーツです。本大会も最年少4歳から最高齢90歳まで60名の参加者が集い、12チームに分かれて、予選リーグから決勝トーナメントへと熱戦を繰り広げました。この参加者の中には、一宮町スポーツ協会からグラウンドゴルフクラブほか有志のメンバーが参戦、さらに一宮町障害者福祉協会、一宮町スポーツ推進委員の皆さんも独自にチームを作って参戦されるなど、パラスポーツへの関心が高いことがうかがえます。

ボッチャはご存じのとおり、コートの中に的となる白いボールを置き、赤と青のボール、それぞれ6個を持った2つのチームが、自分のボールを相手チームのボールよりも的に寄せていき勝敗を決するゲームです。会場ではじめてボールを手に取った人も、すぐにやり方を覚えて参加できる手軽さと、相手チームよりいかに自チームのボールを的に近づけられるか個人の技量とチームワークに奥の深さがあります。競技にあたっては、千葉県立長生特別支援学校教員の皆さんと千葉県立大多喜高等学校生徒の皆さんに審判・進行を務めていただき、優しい対応と正確なジャッジ、滞りのない進行に参加者から賞賛の声が寄せられました。

また本大会の記念品として、参加者には長生特別支援学校の生徒の皆さんが作った陶器や手芸品が配られました。ボッチャというひとつのスポーツを通して、世代や性別などを越え、ボーダレスに大きなつながりを持てた大会となったと感じました。今後もパラスポーツの振興と地域コミュニティ活性化の一助として、大会を継承していきたいものです。

試合結果
<予選リーグ>
Aグループ
1位 エンジョイスポーツⅠ(中島弘平、中島恵美子、髙橋章子、棟方洋子)
2位 チーム綱田1(関柚香、緑川結愛、緑川姫愛、関かおり)
3位 ハッピースマイル!(上東野そら、鈴木あゆ、クリンストモ マリア セリナ、島嵜弓愛、飯田千珠子)
4位 一宮町スポーツ推進委員(小髙悦子、富塚京子、内山貴子)

Bグループ
1位 一宮町障害者福祉会(中村照夫、小安君枝、赤間清子、富塚信子、髙橋一雄)
2位 DTS(三枝そら、井桁大智、小林鼓、井桁陽子、井桁櫻、小林宣子)
3位 エンジョイスポーツⅡ(眞角昇、深浦涼子、久我珠子、宍倉美恵子)
4位 チーム綱田2(関陽仁、緑川蓮、関結心、関隆充)

Cグループ
1位 エンジョイスポーツⅢ(髙田奈那、渡邉優貴、大多喜高等学校)
2位 あさひ(今村絵美、今村新、今村歩、今村旭、今村陽)
3位 いしどやズ(小山京子、石戸谷真美、石戸谷隆教、石戸谷春奈、加藤清江)
4位 一宮町グラウンドゴルフ部(井桁和代、牧野八重子、白鳥モト、田中澄子、金澤正子、渡辺かつ代)

<決勝トーナメント>
優勝 エンジョイスポーツⅠ
準優勝 エンジョイスポーツⅢ
3位 一宮町障害者福祉会